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吉田貢が書いたCooktail Communication Society
誌上BAR巡り 第12回 Y&M Bar KISLING より

中央通と晴海通りの交わる所が銀座四丁目(尾張町)の交差点で、毎年わが国最高の地価を記録しています。
銀座は繁華街の代名詞となり、日本国中に「何々銀座」が500ヶ所近くあるといわれていますが、勿論ここが本家で、慶弔17年(1612年)、徳川幕府が銀貨鋳造の銀座役所を置いてからの俗称(機能名)でした。

寛政12年(1800年)に銀座役所が蛎殻町に移転後もこの呼称はそのまま用いられ、明治2年(1869年)に正式の町名(1丁目〜4丁目)となりました。銀座発祥の地の碑、煉瓦銀座の碑、銀座の柳由来碑はともに京橋寄り(銀座1丁目〜2丁目)にあります。

慶長8年(1603年)、江戸開府を宣した徳川家康は全国の大名に助役を申しつけ江戸の街づくりの普請を行った。大工事のポイントの一つは神田山を切り崩し、その土砂で日比谷入江を埋め立て(新橋付近から日本橋浜町辺りまで)この結果、京橋、銀座、新橋が現出し、町人地となり、当初は職人の町としてスタートしたが、途中から商業地区に変わっていったが、依然として町人町という性格が色濃く残っていた。

明治5年に新橋・横浜間に開通した鉄道は明治20年代に入ってその路線網を拡大していった。明治22年には東海道線、新橋〜神戸間が全通。明治24年には上野〜青森間が全線開通した。当時東京駅にはまだ完成前で東京の表玄関は新橋駅であった。


新橋に駅が出来た事で横浜の港からの西欧文化吸収の窓口として銀座は発達してきた。
当時4丁目の交差点の角は全部新聞社で、三十余りの新聞社が銀座にあったそうだ。
並木通りの6丁目のアサヒビルの前に石川啄木の碑、「京橋の瀧山町の新聞社、灯ともる頃のいそがしさかな」がある。1868年、東京と名を変えてから新政府はこの地域に西欧風都市計画を施し東京を代表するに相応しい盛り場の条件、観光価値を与えた。これによって銀座は初めから、商業、情報、教育文化の三大要素が芽生え、以後日本の発展とともに歩みを進め、風俗文化の情報の発信地となる。わが国消費文化の最先端をゆく銀座はまたネオンの町の総本山でもある。明示の後期のカフェに始まるといわれる銀座の紅灯の歴史は既に100年。その間にさまざまな物語が生まれた事だろう。夜の世界を抜きにして銀座を語ることはできない、といわれる。

そんな銀座の一隅に’04・05・20に「Y&M Bar KISLING」がオープンしまし
た。場所は並木通りの7丁目、資生堂本社ビルの並びにある7階建てのラヴィアーノ銀座という各階ワンフロア-の小さなビルの最上階。エレベーターを降りてドアを開けると店名が彫られたプレートが、そして「いらっしゃいませ」と感謝の気持ちをこめた挨拶(こえ)が伝わってきます。

内装は木目調で統一され、ダークブラウンのウォールとブラックの椅子で、シックな落ち着いた雰囲気。調度品は店名由来の絵と風景画の2点、それとボックス席の中央に一鉢の花。まことにもってシンプル・イズ・ベストなあしらいです。客席はローカウンターで12席、ゆったりとした低めのソファ席が18席、グループでもご利用いただけます。

お客様の年齢層は高いですがカクテルがよく出ます。人気のカクテルはドライマ
ティーニ。《毛利マティーニ》と《吉田マティーニ》が競い(?)あっています。それと毛利バーのオリジナルカクテルがよく出ます。他にはやはりモルトやバーボン
ウィスキーがブランド指定で飲まれています。おつまみは特製ピザをはじめパスタ、ホットサンド、鴨ローストのくんせいがご評判戴いております。

店名の由来は、毛利さんと吉田の頭文字をとってY&M Bar、そしてオーナーがお気に入りの画家JOSEPH MIUSE KISLING(1891〜1953)の名前を拝借いたしました。

今までのところ来店されるお客様は毛利バーの常連の方と元よ志だのお客様がほとんどですが、あせらずに口コミなどで徐々に客層を広げていく所存でおりす。

・格調を重んじながらも利用しやすく肩肘張らないバー
・初めて来店されたビジターを大切に接客する
・ビジター→リピーター→固定客のプロセスを重んじた接客を
・顧客の期待を上回るサービスが出来れば顧客はそれに答えてリピーターとなり、口コミで広く認知されていく一期一会のサービスを、お客様に再度来店していただく為のサービスを心掛けて岩本店長、杉原、鈴木の若手スタッフが頑張っております。オープンして2ヶ月ちょっとのニューフェースですので今後ともよろしくお願いします。

「Y&M Bar KISLING」
東京都中央区銀座7−5−4
ラヴィアーレ銀座ビル7F
TEL.03-3573-2071
カクテルアーティスト 吉田 貢