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吉田貢の   KISLING紹介    

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Bar☆Compass

毛利 隆雄

キスリング

MARTINI

工事中

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セリザワ牧場

   

ふる(藤井 亮)さんのBar☆Compass のBar Listに加えられました。

http://www.h3.dion.ne.jp/~bar_com/

紹介文は下記のようですが詳しくは上記のURLをクリックしてください。

 

 
「舞台」

 

バーの聖地ともいえる並木通り銀座7丁目に

お二人のトップ・バーテンダーによる

最高のバー舞台が平成16年その幕を開けた。

バックバー中央には店名に由来する

エコール・ド・パリの代表的な画家

「モイーズ・キスリング」の一枚の絵画が

大変印象深くお客さんを迎えてくれる。

「Y&M Bar KISLING」。

まずそのお一人は吉田 貢氏。

一流バーテンダーの登竜門的存在である

東京日比谷の「東京會舘」での修行開始後

昭和34年に銀座バー「よ志だ」の

3代目オーナーバーテンダーとして

銀座に集まるバーファンを魅了してきたが

平成14年6月に多くの方に惜しまれつつも

ビル建て替えに伴いこのお店をご閉店なさった。

吉田さんは「ミスター・マティーニ」と呼ばれた

故人:今井清氏の技術をその側で

数十年かけてじっくりと学んだ方であり

まさに職人と呼ぶべき技術とサービス、

そして「今井」ならぬ「吉田マティーニ」で

銀座に集うマティーニファンを喜ばせてきた方だ。

吉田氏の作るマティーニのレシピは

ゴードンジンとノイリーのベルモットに

レモンピールという伝統的なスタイル。

口に運んだときにカッと来るドライ感は

日本のマティーニ史を感じずにはいられない

懐旧の味わい深い一杯である。

その吉田さんが再び銀座に帰ってくるとの

知らせを大喜びなさった方は多いに違いない。

 

「二乗」

そしてもうお一人は銀座ではお馴染みの

「毛利バー」オーナー、毛利隆雄氏。

これまた吉田氏と同門「東京會舘」にて修行し

日本橋丸善「ピーコック」や銀座「ガスライト」で

技術を磨きサービスの研究を重ね

その後数多くの国内や海外における

カクテルコンクール入賞によって

その名声は銀座をはじめ全国に広まり

今では政財界をはじめ多くのファンを持つ

第一級のバーテンダーである。

毛利さんもまたマティーニの名人と呼ばれ

「毛利マティーニ」のファンは大変多く

キンキンに冷やしたブードルズのジンに

ドランのフレンチベルモットドライを少し加え

美しくそしてひたすら丁寧にステアを繰り返し

俗に言う「100回ステア」にて完成した

マティーニの味はジンが持つ本来の甘さが

まるで毛利さんの温かさのように伝わる

私のような根っからのジン好きには

たまらない一杯に仕上がっている。

お店は毛利さんがプロデュースしたこともあり

美しいカウンターやバックバーの眺め、

そして白いバーコート姿のスタッフは

「毛利バー」色が強いイメージを受けるが

お店は月・水・金曜日は吉田氏が

火・木・土曜日は毛利氏がご担当されており

日替わりである意味対照的な雰囲気、

すなわち吉田氏の寡黙で一本気なお店と

毛利氏の気さくながらも筋がピンと通った

お店の雰囲気という2タイプの顔を見せる。

バーファンなら是非両パフォーマンスを

ゆっくりと堪能したいものであろう。

さてと夜も更けてきたところで

ロックグラスにハバナクラブと

ドニゾロイのドライシェリーを調酒し

オリーブを添えた毛利さんオリジナルの

ラムマティーニを所望するとしよう。

 

 

「Y&M Bar KISLING」

東京都中央区銀座7−5−4

ポルオスビル7F

03−3573−2071

最寄り駅

地下鉄銀座駅より徒歩7分 新橋駅より徒歩5分

お店一口メモ・・・

また銀座に一軒の名店が誕生しました。

カウンター12席、テーブル18席の

毛利バーやよ志田とはまた違った

割と広くゆったりとしたスペースは

これぞ社交バーという印象に溢れ、

吉田さん、そして毛利さんファンという

ご年配が中心のお客様達が

それぞれにお酒を愉しんでいます。

お二人とも営業時間中ずっと

お店にいらっしゃる訳では無いので

電話にて確認するとよいでしょう。

チャージ1,500円、

両氏のマティーニをはじめ

カクテルは1,500円前後。

バーファンには是非一度足を

お運び頂きたい第一級のバーです。